2023年6月現在、chatGPT3.5がリリースされてから半年以上が経ち、ますますAIについて興味を持つ人が増えている。さらに、4.0がリリースされてから3ヶ月が経とうとしている。
遥かに性能が上がったと言われる4.0は確かに、実際の人がしゃべってるような言い回しで返してくる。あまりのナチュラルさに、うっかり信じてしまいそうになるほどだ。しかし、返ってきた答えの情報を精査すると、ちょいちょい間違えているので、情報精度という意味では、まだまだこれからかな、というのが率直なところだ。
ところが、質問を「考え方」「あり方」「あるべき姿」などの質問に対しては、かなり謙虚かつ、冷静で立派な答えを返してくる(唸ってしまうほど…)。
そこで、タイトルにもあるように、以下の質問に対するchatGPT4.0の答えを見てほしい。
筆者の質問 | 核兵器と人類について

人類は、核兵器がなければ、戦争を抑止できないのだろうか?率直なあなたの意見を徹底的にまとめてください。

chatGPT 4.0の応え(原文のまま)

あなたが求めているのは、人工知能である私が率直な意見を持つことが可能なのかという課題についても議論を引き起こしますが、現代の多くの研究や論争に基づいて一部の観点をまとめることはできます。

核抑止論とその限界

核兵器が戦争を抑止するという主張は、”核抑止論”と呼ばれるもので、これは核兵器を持つことによって他国からの攻撃を防ぐという考え方です。この理論は冷戦時代に強く信じられており、相互確証破壊(MAD: Mutually Assured Destruction)の概念と密接に結びついています。すなわち、相手が自分を攻撃すれば、自分もまた反撃し、結果的に両者ともに全滅するという恐怖が戦争を抑止するという考え方です。

しかし、核抑止論は必ずしも全ての場合に戦争を抑止できるわけではありません。核兵器を持たない国同士の戦争、または一方が核兵器を持つ国と持たない国との戦争が実際に起こっており、またテロリストなどの非国家組織による暴力行為も存在します。これらの場合には、核抑止論は効果を発揮しません。
核兵器のリスク

また、核兵器の存在自体が、人間の誤算や技術的な問題による事故による大惨事を引き起こす可能性があるという反論もあります。これは核の冬やチェルノブイリ、福島第一原子力発電所の事故など、核に関連する事故の歴史が示しています。
戦争抑止の他の手段

戦争を抑止するには他の手段もあります。たとえば、国際法の整備、国際連合などの国際組織の活動、外交交渉、経済制裁などがあります。また、民主主義国家間の平和を主張する「民主主義の平和理論」のように、政治体制そのものが戦争の有無に影響を与えるという考え方もあります。
新たな軍事技術の影響

科学技術の進歩と共に新たな軍事技術(例えばサイバー戦争能力やAIを使った自律兵器など)が登場し、これらもまた戦争の抑止に一定の影響を与える可能性があります。ただし、これらの新たな技術もまた、その利用とコントロールに関する新たな課題を引き起こすことでしょう。
結論

結論として、核兵器があることは一定の戦争抑止効果をもたらす可能性がありますが、それは絶対的なものではなく、また多大なリスクを伴います。核兵器による抑止力に頼るよりも、国際関係の安定化、紛争解決のための外交努力、国際法の強化と遵守、さらには各国の政治体制の平和的性質の強化など、より包括的で持続可能な平和を追求する方向性が、長期的な視点から見てより望ましいという意見が存在します。
したがって、核兵器がなければ戦争を抑止できないかという問いに対しては、「核兵器が唯一の抑止力ではなく、他の要素も戦争の発生や抑止に大きな役割を果たす」ということが言えるでしょう。より平和な世界を作り出すためには、これらの要素を包括的に理解し、適切に活用することが重要となります。
以上が、chatGPT4.0の答えだ。いかがだろうか? 小見出しについては、以下の追加質問にて得られたものを以上の文章に足した。

あなたがくれた答えに、次節、適度な小見出しを入れられますか?

もちろんです、以下にそれぞれの部分の要点を抽出して小見出しを付けてみます。
