
自分の口臭がわからない理由について。
その理由は いたって単純明快です。口と鼻(口腔と鼻腔)は 喉の奥でつながってるからです。
口腔と鼻腔は一心同体

ヒトは息を吸って吐いてを繰り返しながら生きてるわけですが、口の中で生じた匂いは 瞬時に鼻腔内に広がります。
つまり、鼻腔は自分の口臭に四六時中さらされてるため、自分の匂いに慣れてしまい「臭い・臭くない」の判別ができない状態になっている、ということです。
だから、「自分の口臭がわからない」 というよりは、「自分の口臭はわからない」ということになりますね。
プルースト効果 | 匂いと記憶
プルースト効果というのを聞いたことがあるでしょうか?
匂いは 脳の中枢、大脳辺縁系で感じ取ります。
ここは潜在意識を司っていて、匂いもしっかり潜在意識に記憶されます。
あるとき嗅いだ匂いで、フッとある情景や人、ある状況を思い出すことがあります。
この匂いでフラッシュバックする心理現象をプルースト効果と言います。

プルースト効果と本ページのテーマである「自分の口臭 わからない理由」は 直接関係ありませんが、自分が人にどういった印象を記憶付けるか、ということについては かなり重要なことかも知れません。
自分の匂いをプルースト効果に結びつけてみる
人に対して、とりわけ大切に思ってる人に対して良い記憶をしてもらうために、自分の匂いをプルースト効果で考えてみましょう。
匂いの記憶は 潜在意識に深く記憶されるという事を恋愛で考えると、絶対相手に良い印象を与えためには 自分が常に良い匂いをさせなければいけません。
例えば柑橘系、石けん、森、海、など 相手が好む匂いのタイプがわかれば、それをアロマや香水で実践することで、相手に「良い匂い=良い記憶」が刻まれていきます。
相手に会うたびに自分の良い匂いを記憶付けていけば、次に自分を見た瞬間から相手は潜在意識で「心地よい記憶=快感」を思い起こすのです。
そう考えると、「自分の口臭=自分の匂い」とも言えるかも知れません。
