細い髪の毛を太くする方法 | 決め手はコルテックス

ヘアケア

細い髪の毛を太くすることと発毛を促すことは根本的に方法が違います。このページでは細い髪の毛を太くする方法についてご説明します。

細い髪の毛を太くする方法の決め手はコルテックスを太くする

まず毛髪の構造について少し触れてみます。髪の毛の構造は外側の①キューティクル、内側の②コルテックス、中心部③メデュラの三層でできています。

髪の毛は角質でできている | 髪は死んだ細胞

意外に聞こえるかもしれませんが、髪の毛は爪と同じ角質なので髪の毛は栄養分を必要としていません。髪が死んだ細胞とは言え新陳代謝を繰り返し2~6年は頭皮にとどまり続けます。

2層目のコルテックスを膨潤させるのが決め手

髪の毛の外側キューティクルは滑らかにすることはできても髪の毛を太くすることはできません。髪の毛の中心部メデュラも同じように太くすることはできません。

そこで細い髪の毛を太くする方法として唯一有効なのが、髪の毛の三層構造2層目のコルテックス。このコルテックスだけは膨潤させることが可能なので、細い髪の毛を太くする決め手となります。

コルテックスを膨潤させる製品

コルテックスを太くする製品はあまり出回っていませんが「ムコタ リュクサゴンレベラーコルテックス」という製品は毛髪内部に成分を浸透させコルテックスからキューティクル層までのダメージ部分を補修する機能を持っています。

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✑ 薄毛・抜け毛豆知識

女性に比べ、男性の薄毛・抜け毛の方が多いと言われています。人の頭は男女問わず前頭部から頭頂部にかけて頭全体の70%に5aリダクターゼⅡ型という酵素が分布しているのですが、この酵素が男性ホルモンのテストステロンと結合するとジヒドロテストステロン”5α-DHT”に変質します。

この”5α-DHT”はとても厄介なことに毛母細胞に脱毛信号を発信します。これによって本来2~6年のヘアサイクルで脱毛するよりも早く脱毛してしまうため、どんどん細く短い毛髪になっていき薄毛となってしまうのです。つまり、”5α-DHT”を生成してしまう男性は、男性特有のAGA(男性型脱毛症)を進行させる、というわけです。

5aリダクターゼⅡ型を阻害し”5α-DHT”の生成を防ぐAGA治療薬についての記事はこちらを参照 》編集中

ヘアサイクル
“5α-DHT” が出す脱毛信号によって①成長期がぐっと短くなってしまいまともに毛髪が育たない。

では女性の場合はどうでしょうか? 男性と比較すると1/20の量ですが女性にも男性ホルモンは存在しますが、圧倒的に少ない量なので女性がAGAに罹る率は低いです。ところが齢を重ねるとともに女性ホルモンが減るため相対的に男性ホルモンが優位になり、女性型脱毛症(FAGA)になる場合があります。

その場合、女性がフィンペシアやミノキシジルを外用や服用することは禁忌です。女性には女性用の薬があるので気をつけましょう。

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