最近、薄毛が気になってきた。
その原因は 髪の毛が細くなってきたことにあるかも知れません。
ヘアサイクルが短くなって来たための薄毛もありますが、髪が細くなってくると髪全体のボリュームも減るため薄毛に見えてきます。
髪を太くする食べ物を普段の食事で摂るようにして、髪が細くなるのを防ぎましょう。
髪に必要な栄養素 と 髪を太くする食べ物
髪を太くする食べ物には髪に必要な栄養素が多く含まれてます。
そのいくつかの栄養素をちょっとご紹介しながら食材の話しをします。
髪に必要な栄養素は 大きく4種類。
タンパク質、ビタミン類、ミネラル類、オメガ3系と6系脂肪酸です。
髪に必要なタンパク質
髪の毛の80%はタンパク質(ケラチン)でできてますが、タンパク質は体内で作ることができないので、まずは高タンパクの食材を摂る必要があります。
必須アミノ酸のタンパク質のなかでも良質な高タンパクの食材は 魚介類が一番おすすめです。
高タンパクの魚介類 | イワシ、スルメ、サーモンなど
100gあたりの含有量でもっともタンパク質を含んでる魚介類の食材は イワシの丸干しで 33g。

じつは このイワシの丸干しを2倍上回る超高タンパクな食材があるんですが、それはスルメ。
タンパク質量は なんと 69gもあります。あらゆる食材の中で、ぶっちぎりの量です。(ちなみに、イワシに次ぐのがビーフジャーキーで、55g)
しかし、食卓に毎日スルメを乗せるわけにもいかないので、イワシの丸干しを一番にしてました。
「最近、タンパク質足りないかも」と気になった夜に、ビールの肴にスルメやビーフジャーキーっていう手もありますが。

他の魚介類では イクラ(32g)、焼き鮭(29g)、焼きタラコ(28g)、黒マグロの赤身、カツオ、タラは いずれも(26g)、ゴマサバ(23g)、マサバ(20g)と、日常の食卓で摂りやすい食材が多いです。
貝類ではホタテ貝が 13gありますが、アサリ(6g)やシジミ(6g)などの貝は100g食べることはないので タンパク質というよりは、鉄分やオルニチンなどのミネラルを摂る意味で捉えたほうがいいです。

高タンパクの肉類
最も高タンパクの肉は 豚ロース(27g)。次いで高タンパク低カロリーで人気の鶏ささみ(24g)です。

ほかは 豚もも肉(22g)、牛サーロイン(22g)、牛もも肉・ヒレ肉(21g)、豚肩ロース(19g)、牛肩ロース(18g)といったところです。

高タンパクの大豆
タンパク質量は動物性食材のほうが多いですが、負けてない大豆製品があります。
それは きな粉。
タンパク質量がなんと 36gもあります(100gあたりなので、36%もの含有率)。
イワシの丸干しに負けてません。 とは言え、きな粉を 1度に 100gも食べませんが ^^。

きな粉に次ぐ高タンパクの大豆製品は 湯葉(22g)。次に油揚げ(19g)、納豆(17g)となります。
参考までに豆乳は 4g弱です。
1パック 50g入りくらいの納豆を毎日食べてる方は 牛肩ロース並みのタンパク質が摂れますね。

高タンパクの卵類
卵は 2個で ほぼ100gですが、それで摂れるタンパク質は 12g。
古い映画で恐縮ですが、ロッキーが タンパク質を摂るために、毎朝 4時に起床してすぐ5個の生卵をコップに入れ一気に飲み干してるシーンを思い出します。これは 60gのタンパク質を朝一番で摂っており、一日に必要なタンパク質摂取量を一回で摂りきってるんですね。

ちなみにヒトが一日に必要とするタンパク質量は 体重10kgにつき8gなので、50kgの人は40g(肉200gくらい)、70gの人なら56g(肉300gくらい)です。
まあ、一日同じものばかり食べるわけにもいきませんし、実際にはいろんな食材をまんべんなく食べているはずなので、タンパク質はある程度、自然にまかなえてると思います。
卵は茹でたほうがちょっとタンパク質が増えて 13gになります。まとめて茹で卵にしておいて、おやつ感覚で毎日1~2個くらい食べるのはぜんぜんOK。おすすめです。
卵黄だけだとさらに量が増え 17gとなります。
